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「いつ元本まで戻るか」が問題ではない

資産運用
2016 9月 21

将来の資産形成を目標として始めた積み立て投資が、いつの間にか短期の利益を追い求める事に変わってしまっている方、要注意です。

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このマイナスはいつ元本まで戻るのでしょうか?不安でしょうがありません

フレンズプロビデントやスタンダードライフ、ハンサード、ロイヤルロンドン(RL360°)の積み立て投資をされている方から、以下のようなご相談を良くいただきます。

積み立て投資を始めて3年になりますが、元本割れしているので心配です。積み立て停止にするか、解約してしまおうか悩んでいます。また、友人は別のIFAで契約していますが、50%以上元本割れしており、とても不安になりました。このような時はIFAを変えるべきなのでしょうか?

【回答】目標を履き違えていませんか?

弊社からは以下のような回答をします。同じような悩みをお持ちの方はご参考にしてみてください。

まず、真っ当なIFAがポートフォリオ管理をしている限り、「なるべく早く元金に戻す」事が積み立て投資の目標では無いことをご理解頂ければと思います。ポイントは、

 

  • 積み立て初期は敢えて下落しているファンドに集中投資している事
  • 契約期間が20年や25年という中で、今はまだまだ初期にあたるという事
  • そもそもリターンの変動が激しいポートフォリオを組んでいる為、短期間の変動を追い求める事に意味が無いという事

 

この考え方をしないと、今後5年くらいはリターンの変動に一喜一憂して疲れてしまいます。積み立て投資はお客様とアドバイザー(IFA)の共同作業です。お客様にして頂く事は、積み立てを続けて頂く事のみですので、投資に関する勉強は必要ありません。

私達のようなプロであっても、右肩上がりのファンドだけを選んで投資することは出来ません。もしそれが出来るのであれば、積み立て投資ではなく、そのファンドひとつに一括投資してただ待てばいいことになります。そんな事が出来る人はいませんので、複数のファンドに分散投資を行い、いかにリスク低減しながらリターンの最大化を狙うかという所が私たちの腕の見せ所ですが、分散投資を効率良く行うためには、お客様に積み立てを継続して頂く事が何より重要です。

ご友人の方の件についても、今、元金の50%を切っているという事実だけでは判断がつきません。今のリターンが重要なのではなく、重要なのは将来の見込み、ファンド選択方針です。そもそも成績のみでIFAを判断するべきではありません。元金の50%を切っている理由は説明がありましたでしょうか?契約年数、残りの契約期間、積み立てを継続しているか、停止しているか、減額はしているか等も重要な要素となります。もしご希望でしたら移管の相談もお受けいたします。

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