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「ハンサードの海外積み立てを行っていますが、アブラハムのサービスが悪くIFA変更を考えています」について

アブラハム・プライベートバンク ハンサード
2015 9月 16

ヤフー知恵袋にあった質問とその回答に対して気になる点がありましたので書いてみました。オフショア投資=マルチ商法=詐欺という誤解がなぜ引き起こされるのか、このやり取りを元に紐解いてみたいと思います。

*

目次

ハンサード契約者が、アブラハムのサービスが悪い為IFA変更を検討

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半年ほど前になりますがヤフー知恵袋にこんな質問がありました。

 

”ハンサードの海外積み立てを行っています。アブラハムのサービスが悪いため、IFAを変更したく考えています。日本語でやりとりでき、かつ、フィーの安いところ、ございましたら教えてください”

 

この質問と、それに対する回答がオフショア投資に対する誤解を説明するのに良い教材だと思いますので引用させて頂きます。

 

どうやらこの質問者の方、金融商品仲介業者であるアブラハム・プライベートバンクからの紹介でハンサードの積み立て商品アスパイアを契約されたのでしょう。契約時にどんな説明があったのか、この方がどんな名目の費用を取られているのか、そしてアブラハムのサービスが悪いというのはどういう事なのか、詳しいことは分かりませんが、何やら苦労されているようです。

 

日本語対応出来て、かつフィーの安い所を求めている事から、手続きをしようとしてもまともに日本語対応してくれない、もしくは連絡が取れない、そして入会金やコンサルティングフィーなどの名目で多くのお金を取られてしまっているのかもしれません。

 

日本語対応でフィーの安いIFAは存在しないのか?


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質問者の方も可哀想ですが、更に残念なのが、ベストアンサーに選ばれていたこの回答。

 

”私からの結論としては、「ありません」
今だけでなく、次も問題を引き起こすだけです。そもそも、こういったスキームはマルチ商法です(業者がマルチの胴元です)
金融商品では決してありません、一刻も早く解約しましょう。”

 

この方は質問者の為を思ってこのような回答をされたのかもしれませんが、この回答者の方も色々と誤解をしているように思います。

 

ハンサード、ロイヤルロンドン360、インベスターズトラスト、フレンズプロビデントなどのオフショア投資商品はライセンスを持ったIFA(Independent Financial Adviser)、ファイナンシャルアドバイザーからしっかりとした商品に関する説明を受けて契約すれば決してそんなにおかしなものではありません。

 

もちろん商品ごとに手数料が高かったり、途中で積み立てを停止するとデメリットが大きかったり制限はあります。そういう条件を理解し、投資リスクについて納得した上で契約するのがオフショア投資商品です。

 

こちらの記事で書いているように、「オフショア投資商品は高利回りのものがたくさん!更に複利運用で毎月たった5万円の積み立てで将来1億に!」みたいな謳い文句を鵜呑みにして契約するようなものではありません。

 

そして、「日本語対応していてフィーの安いIFA」という部分ですが、日本語対応している正規のIFAはたくさんではないですがいくつかあります。これを探すのはネットで検索すればそんなに難しくないでしょう。

 

「フィーの安い」という点について、まず、顧客が明示的に意識するフィーが存在するという時点でそのIFAは怪しいと思ったほうがいいです。なぜなら、基本的にオフショア投資商品を契約する際に発生するフィーは大まかに言うと以下の2種類しか無いからです。

 

①ハンサードなどの商品プロバイダーが徴収する手数料
②IFAが徴収するアドバイザリーフィー
細かく説明していくとそれだけで記事が書けますのでここでは省きますが、①に関して言うと、だいたい以下の様なものがあります。

 

  • 証券管理費用(Policy Fee)
    →定額でUSD数ドル/月の事が多い
  • 事務手数料(Administration Charge)
    →初期口座に対して0.5%/月などが多い
  • 運用先ファンド管理費用
    →貯蓄口座に対して0.125%/月などが多い。但し時価に既に反映されている為通常意識しない
  • クレジットカードカード支払い時の手数料
    →積み立て額に対して毎月1%くらい
  • スイッチング手数料
    →取らない事の方が多い
  • 引き出し手数料
    →取らない事の方が多い。但し初期口座からの引き出しは多くの手数料がかかる。また、送金手数料や為替手数料は別
  • 積み立て停止手数料
    →取らないことの方が多い。但し停止期間が長いと取られる場合もある
  • 解約手数料
    →通常、通常、初期口座の時価総額に対して契約残年数に応じてかかる。普通は満期まで保有しないと手数料ゼロにはならない


これらの手数料を全部合計すると結構な額になりますが、IFA(?)がセミナーなどで高利回りを謳っている場合、これらの手数料の説明をちゃんとしていない事が多いようです。特に、事務手数料は0.5%/月なので年間だと6%になります。初期口座に関してはファンド自体の利回りからこれを差し引いた分しか利益にならない事に注意する必要があります。

 

そこで、ここが重要なポイントですが、これらの手数料は顧客が別に払うものではなく、時価総額から勝手に引かれていくものです。

 

そして②のアドバイザリーフィーですが、これは香港IFA業界でルールがだいたい決まっており、時価総額の1%/年です。これ以上でもこれ以下でもありません。そして、①と同様、これは顧客から別途徴収するのではなく、ファンドの時価総額から自動的に差し引かれます。

 

つまり、①②ともに、積み立て金額以外に顧客が別途支払うものでは無いという事です。入会金や年会費のようなものは通常IFAも商品プロバイダーも要求してきませんのでご注意ください。そういった意味で、正規のIFAであればフィーが高いも安いもありません。皆同じです。ですので、そのIFA自体の運用成績と、アドバイザーとの相性、サポートの丁寧さなどでIFAを決めるとよいでしょう。

 

オフショア投資=マルチ商法???

 

このヤフー知恵袋の質問に対する回答の中で、「こういったスキームはマルチ商法です(業者がマルチの胴元です)」という所はまぁわかります。たくさんの紹介者がいて、紹介者が顧客を紹介すればするほど胴元に手数料が入っていく仕組みです。

 

ただ、「金融商品では決してありません。一刻も早く解約しましょう」というのは少し言い過ぎではないかと思います。ハンサードはれっきとしたオフショア投資商品提供プロバイダーであって、ハンサード自体はマルチとは無関係です。
※もちろん仲介業者であるIFAに対してコミッションをバックする仕組みはあります。それは会社として当然の事です。携帯電話の販売代理店がドコモやソフトバンクからコミッションをもらうのと一緒です。でも携帯電話の販売代理店はもちろん、ドコモやソフトバンクもマルチではないですね。

 

問題なのは、その商品を紹介しているセミナー主催者のIFAがマルチだという事です。商品自体が悪いのではなく、紹介者たる偽IFAが悪いのです。正規のIFAを通して契約していればそんなに苦労したり余計なお金を取られることはありません。

 

オフショア商品提供会社とIFAは切り分けて考えましょう

 

オフショア商品提供プロバイダーとIFAを一緒にして考えてはいけません。IFAが悪ければIFAを変えればいいだけの話です。商品プロバイダーは通常、IFAを通さずに商品契約は受け付けてくれませんので、最初の契約だけはどうしてもIFAを仲介して行うことになりますが、IFA契約はいつでも解除することが出来ます。商品契約はあくまで顧客と商品プロバイダー(ハンサード)の間で行われています。間に何の役にも立たないIFAが存在する必要は全くありません。
ご自身が今困っている事は何なのか、冷静に見極めた上で、商品を解約するのか、それともIFAを変えるのか、IFAを剥がす(IFAとの契約を一方的に終了する)のかを検討しましょう。

 

既ににっちもさっちもいかなくなっているあなたへ

 

私達はIFAスイッチというサービスを提供しています。このヤフー知恵袋でご質問されている方のように、商品の仕組みもリスクも良くわからないままIFAを通してオフショア投資商品を契約してしまい、いつの間にかIFAとも友人であった紹介者とも連絡が取れなくなり、途方に暮れている方がたくさんいる今の現状を少しでも変えたいと思っています。

  • 解約したら高額な手数料がかかるのでは?
  • 積み立ては停止できるのか?
  • 停止期間中はどうなるの?
  • 減額は出来るの?
  • 運用状況を自分で確認する方法はないの?
  • 支払い方法を変えたいのだけど
  • クレジットカードの有効期限が切れてしまった

 

などなど、海外の投資商品を契約していると色々と困ったことが出てくると思います。これらのお客様の悩みを解決するお手伝いをするのはIFAの仕事の一つではありますが、私達はIFAの仕事の本質は、お客様のライフプランを設計し、適切な商品をご案内すること、そして商品契約後も契約満了までポートフォリオを適切に管理し、お客様のお金の相談に乗ることだと思っています。

 

だからこそ、IFAは時価総額の1%という決して安くないアドバイザリーフィーを頂戴するのです。逆に、こういったコンサルティングを行わず、事務的な手続きのみをこなすのであれば、アドバイザリーフィーを取るのは暴利であると考えています。だから私達は定額制のサービスを開始しました。

 

上で箇条書きしたような悩みには全て迅速にお応えしますし、もちろんサポートは全て日本語です。お客様の署名が必要な部分以外は書類作成を代わりに行います。

 

何もやらないIFAと契約して、アドバイザリーフィーを搾取され続けるくらいなら、いざという時には自分で全ての手続きが出来るように体制を整えましょう。私達はそんな風に自立したい投資家の皆様をサポートします。

 

もちろん、それでは運用はどうなるんだ?と思うでしょう。私達も香港金融業界に長く身を置くプロです。当然、適切なポートフォリオはご提示出来ます。お客様のリスクレベルに合わせて3種類を常に用意しています。但し、私達はポートフォリオを提示するのみですので、スイッチングはご自身の判断と責任で行ってください。スイッチングなんて簡単です。書類1枚書くだけです。プロバイダーによってはWEB上で行うことだって出来ます。

 

ポートフォリオ管理まで私達がしてしまうと、それはIFAと一緒ですので、この価格ではやれません。その代わり低価格で私達のノウハウを全て提供します。おかしなIFAに頼らなくても、運用は自分で管理できるのです。

 

現状を打開したいと思う方は、お気軽にお問い合わせください。

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