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そのHSBC口座、本当に必要ですか?開設後に後悔しない為の3つの活用法

HSBC
2016 2月 29

HSBCで口座を作る意味と目的は明確化しないと、作っただけで結局ほったらかし状態になってしまいますので事前に良く検討しておきましょう。

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目次

さあ、香港でHSBC口座を開設しよう!。。。何のために?

日本居住者で香港のHSBCに口座を開設したあなたにお尋ねします。

 

あなたはなぜ口座を開設したのですが?


どのように活用していますか?

 

そもそもの目的は何でしょうか?

 

この質問にはっきりと答えられない方は、今すぐ口座を解約するか、周りにいる信頼できるアドバイザーに相談しましょう。

 

日本にいて、何の目的もなく銀行口座を開設する人はいません。

 

ではなぜ香港だと皆一様にHSBC口座を開設しようとするのでしょうか?

 

口座開設の理由がわからない人のほとんどが、うまい投資話にのせられたついでに作っているように思います。

 

その後、口座は使いましたか?

その投資話をしてくれた人とはその後連絡がつきますか?

 

とりあえず口座を作ったけれども活用方法が分からず、放ったらかしにし、いつのまにやら凍結されている。

 

そしてなぜかわからないが凍結解除しようとする。

 

口座開設でも業者にお金を払い、凍結解除でもまたお金を払う。

 

こんなに無駄な事はありません。

 

心当たりのある方は、HSBC口座の活用方法について今一度見なおしてみてください。

 

簡単にまとめると口座の活用法は3つあります。

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1.HSBC銀行経由の投資を行う

HSBC投資口座を開くことにより、HSBC経由で株式、債権などを買うことが出来ます。

 

もちろん、単純に外貨預金をして、定期預金を行う事なども立派な投資です。

 

投資口座は、通常のHSBC Saving口座やHSBC Current口座とは異なり、別の開設手続きが必要です。

 

もちろん、同時に開設する事もできます。

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2.投資商品の支払いもしくは受け取り手段

 

香港の金融プロバイダー経由で投資をしている方であれば、投資資金をHSBC口座から送金する、もしくは毎月の積み立てをHSBC口座から振替えするという活用方法があります。

 

また、投資を行った結果得た利益を払い戻す際にHSBC口座で受け取る事も出来ます。

 

ただ、ここで注意点があります。

 

投資金は必ずHSBCから送金、受け取りはHSBC口座でないとダメ!

 

と大きな勘違いをしている方が多数いらっしゃいますが、決してそんな事はありません。

 

例えば、投資金の支払い手段として、HSBCを使う以外にも以下の手段があります。

 

日本の銀行からプロバイダーに海外送金

 

これはかなり確実な手段です。

 

ただ、海外投資の痕跡を残したくない方には不向きです。

 

クレジットカード支払い(だいたいがVISAとMATERのみ)

日本のクレジットカードでも支払い可能な商品はたくさんありますし、実際そうされている方も多くいらっしゃいます。

 

ただ、多くの場合、クレジットカード支払い手数料が取られます。

 

 

小切手(cheque)で支払う

 

香港は小切手の信用度と活用度が高い国です。

 

HSBCでは外貨現金持ち込みによる預金は受け付けてもらえない事が多いですが、小切手であれば全く問題ありません。

 

小切手は主に香港の銀行発行のものしか受け付けてもらえないので、本末転倒じゃないかと思われるかもしれませんが、そうでもありません。

 

香港の口座を持っていなくても、香港で受付可能な小切手を発行する方法はあります。

 

もちろん多少の手数料はかかりますが、あまり公にしたくないお金を香港に持ち込んで預金したり投資金にあてたりする場合は有効な方法です。

 

また、投資で得た利益を受け取る場合ですが、HSBC口座に限らず、

 

世界中のどこの銀行でも受取可能です。

 

厳密に言いますと、小さすぎて国際送金そのものを受け付けていない銀行などもありますので、全ての銀行ではないですが、日本の地方銀行でもだいたいは大丈夫です。

 

そのひとつの基準としては、銀行にSWIFTコードがあるかどうかです。

 

SWIFTコードは、銀行が銀行同士を認識するための国際的な住所のようなもので、これがある銀行は国際送金で投資金の利益を受け取れるはずです。

 

という事で、投資金の支払い手段、もしくは受け取り手段としてのみHSBCの活用を考えている方は、本当にそれが必要なのかどうか、代替手段が無いのかどうか考えてみてください。

 

もちろん、HSBCを支払い手段、受け取り手段とする事のメリットはたくさんあります。

 

例えば、

 

・クレジットカード支払いに比べて手数料が安い

・投資利益の受け取り時に、国際送金手数料がかからない

 

などです。

 

一方で、デメリットとしては、

 

・定期的にメンテナンスをしていないと口座凍結のリスクがある

・一定額以上預金しておかないと口座維持手数料がかかる

 

ことなどでしょうか。

 

このあたりのメリット・デメリットを加味した上で検討する事をお勧めします。

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3.海外の財布として活用

 

世界的に経済の不安定が不安視される中、日本のデフォルトを心配する方は多いと思います。

 

また、そのような恐怖のシナリオを煽って無理やり海外投資に引きずり込む業者が多いことも事実です。

 

それはさておき、HSBCを海外の財布として活用する方法もあります。

 

HSBCは世界中にATMがありますし、支店も各国にありますので、HSBCに口座を持っていれば海外旅行やビジネスの出張などで非常に役立ちます。

 

ただ、以下の2点に注意する必要があります。

 

●海外利用限度額設定を忘れずに

 

HSBCのATMカードには、海外利用限度額の設定がされています。

口座を作っただけの状態ですと、これはゼロに設定されているため、このままでは海外ATMで引き出しが出来ません。

 

その為インターネットバンキングもしくは香港のATMから、海外利用限度額の設定を事前に行う必要があります。

 

●香港ドル口座にお金が入っているか確認

 

海外のATMから引き出せるのは、香港ドル口座に入っているお金だけです。

 

その為、USDやJPY口座をメインに使っている方は、香港ドル口座に充分な資金があるか注意してください。

 

そして、資産分散という意味においても、HSBCに口座を持つ意味はありますね。

 

外貨建てで海外の銀行に預金をしておくことにより、為替変動のリスクを避けられますし、仮に日本の銀行口座が破綻した場合でも、HSBCに口座があれば、ある程度の資金は守ることが出来ます。

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口座開設は計画的に

 

HSBCに限らず、海外の銀行口座は維持に多少の手間がかかります。

 

上記3つの目的を考え、手間に見合うだけの価値が無いと思えば、あなたはHSBC口座を持つ必要がないのです。

 

口座が凍結されて面倒くさいことになる前に、解約する事も考えてみていいかもしれません。

 

あなたの大切な資産を活かす方法はもっと他にあるはずです。

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