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もし積み立てたお金を引き出すなら手数料がかからない範囲で

積み立て投資
2016 4月 26

積み立て投資において、いざというときに頼りになる一部引き出し。解約と違い、その後も証券は生き続けますので、将来を見据えて計画的に行うことが肝要です。

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ロイヤルロンドン(RL360°)、フレンズプロビデント、ハンサード、インベスターズトラスト、スタンダードライフなどの積み立て投資をされている方で、ファンドを一部解約して資金を引き出したい場合もあると思います。その時は手数料に注意しましょう。

目次

  • 1 積み立て金の引き出しには3種類
    • 1.1 全額解約(Full Surrender)
    • 1.2 一部解約(手数料あり)(Partial Withdrawal with penalty)
    • 1.3 一部解約(手数料無し)(Partial Withdrawal without penalty)
  • 2 引き出しはしても積み立ては続けよう

積み立て金の引き出しには3種類

積み立て投資の場合、初期約束口座と貯蓄口座の2種類があるという事は以前のブログ記事でもお伝えしました。

積み立て金の引き出しをするという事は、初期約束口座や貯蓄口座に保有しているファンドを解約するという事ですが、初期約束口座のファンドを解約する場合は手数料がかかり、貯蓄口座のファンドを解約する場合は手数料がかかりません。

それを踏まえた上で、積み立てたお金から引き出しをする際には、以下の3種類があるという事を覚えておきましょう。

全額解約(Full Surrender)

文字通り、ファンドの全てを解約し、すなわち証券そのものを解約することです。解約手数料を差し引いたお金=解約返戻金が指定の口座に振り込まれます。

これは、初期約束口座と貯蓄口座関わらず全てのファンドを解約することになります。

一部解約(手数料あり)(Partial Withdrawal with penalty)

貯蓄口座の全てのファンドを解約し、かつ初期約束口座の一部ファンドを解約することです。前述したとおり、貯蓄口座の解約には手数料がかりませんが、初期約束口座のファンド解約には手数料がかかります。
※手数料は商品によって異なります。

これを選択するのは、どうしても◯◯円以上のお金が必要、という場合ですね。ただ、その後の運用にも大きく影響しますし、投資家にとっては出来るだけ避けるべき方法です。

一部解約(手数料無し)(Partial Withdrawal without penalty)

積み立て金の引き出しの中で一番多いパターンがこの一部解約(手数料無し)です。

「手数料無料で引き出し可能な最大金額を引き出す」と言ったりします。つまり、初期約束口座には手を付けず、貯蓄口座のみファンドを全て解約するという事です。積み立て投資は続けたいけれども出来るだけ多くの資金が必要、という場合はこの方法を選択すると良いと思います。

引き出しはしても積み立ては続けよう

手数料無料で引き出し可能な最大金額を引き出し、同時に積み立てを停止する事を希望する方が多くいらっしゃいますが、これは出来るだけ避けたほうがいいです。

なぜなら、初期約束口座と貯蓄口座ではそもそも口座を維持するのにかかる手数料が異なります。
初期約束口座の方が手数料は高く設定されています。しかもその割合も決っして低くはなく、通常、初期約束口座の時価評価額の6%〜7%くらいです。

積み立て停止状態で利回り7%以上を維持するのはかなり困難ですので、手数料に負けない運用をする為にも、引き出し後も積み立ては何とか継続するようにしましょう。逆に積み立て継続さえしており、ポートフォリオ管理を怠らなければ、また貯蓄口座にお金を貯めていって運用する事が可能です。

初期約束口座期間さえ過ぎてしまえば、停止、減額、引き出しなどがある程度自由にできてしまう積み立て投資ですが、できるからと言ってすぐに実行するのではなく、人生において必要なポイントで必要な資産を手に入れられるように計画的に積み立てを行っていきましょう。

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