インベスターズトラストのS&P500がプラン拡充
インベスターズトラストの人気商品であるS&P500がプラン拡充されたようですね。
https://www.investors-trust.com/jp/sp500.html
年数が10年と20年も選べるようになっているようです。この商品については以前の記事で詳しく記載しておりますのでそちらをご覧頂ければと思いますが、今また元本保証と元本確保をごちゃ混ぜにして説明されている方がいるようですので、改めて簡単に説明します。
以前の記事はこちら
インベスターズトラストの元本確保型商品S&P500は低リスクなのか?(1)
インベスターズトラストの元本確保型商品S&P500は低リスクなのか?(2)
「元本保証」と「元本確保」の違いは把握していますか?
元本保証と元本確保は似ている言葉ですが、この違いをしっかり理解しておかないと、長期投資商品を購入する上では後で痛い目を見ることになります。
元本保証とはどんな条件下でも元本が必ず保証されている事
この言葉は、銀行、郵便局、信用金庫、信用組合など限られた業者以外に使用することが禁止されています。元本保証としてもっとも身近なものは銀行預金ですね。元本保証されている金融商品はほぼノーリスクですが、リターンもほとんどないのが一般的です。怪しい業者がもし“元本保証”をうたってハイリターンの金融商品を売り出していたとすれば詐欺を疑ったほうがいいでしょう。
元本確保とは、一定の条件下で元本が償還される事
元本確保は、元本保証とは違い100%保証ではないものの、元本金額をしっかり確保できるような仕組みになっている為、ハイリスクの資産運用商品と比較すればかなり安心だといえます。
身近な例としては国債や社債などがあります。満期まで持ち続ければ元本は戻ってきますが、国がデフォルトしたり会社が倒産すれば当然そうはいきません。
そして、今注目されているインベスターズトラストのS&P500は「元本確保型」です。商品説明にも記載がありますが、契約当初に設定した積み立て金額を全て滞り無く支払った場合、かつ一部解約、つまり引き出しをしていない場合に限って元本が確保されます。(細かい条件につきましてはインベスターズトラスト社にお聞き下さい)
S&P500に興味がある方は、是非この違いを理解した上で契約を検討するようにして下さい。また、以前のブログにも書きましたが、どうやって元本確保がされるのか、その確保の原資についても注意が必要です。