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ファンドスイッチングは自分で出来ますが必ずアドバイザーに相談を!

手続き
2015 11月 2

長期投資では必ず必要となるファンドスイッチング。IFAがその存在価値を証明するポイントのひとつですが、あまり頻繁にやるものでもありませんので、自分ひとりで判断せず、よくアドバイザーと相談した上で行いましょう。

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目次

  • 1 定期的なポートフォリオの見直しとファンドスイッチング
  • 2 スイッチングとリダイレクション
    • 2.1 スイッチングは特定のファンドを別のファンドに切り替える事
    • 2.2 リダイレクションはポートフォリオにおけるファンドの割合を変更する事
  • 3 ファンドスイッチングに必要な手続き
  • 4 ファンドスイッチングは無料
  • 5 素人判断でのスイッチングは危険
  • 6 ポートフォリオの見直しは年に1~2回で充分
  • 7 RL360クァンタムのスイッチング
  • 8 ハンサードのアスパイアのスイッチング

定期的なポートフォリオの見直しとファンドスイッチング

投資家の皆様がIFAを通さなくても各種手続きが出来るようにサポートするこのシリーズ。今回は第9回目、ファンドスイッチングについて解説します。長期の積み立てを行っている場合、市場の変化に合わせてポートフォリオの見直しのする時期が必ず来ます。その時に行うのがこのファンドスイッチングです。

IFAにポートフォリオ管理をお任せしている場合は、特に顧客自身がスイッチングを行うことはありません。アドバイザーの力を信じるのみです。しかし、IFAと連絡が取れなくなっていたり、アドバイザーの事がいまいち信用出来ない場合、いざという時にスイッチングを自分でできるようにしておくと良いかもしれませんね。

シリーズ全コンテンツとタイトルとリンクを以下に掲載します。

1.全ての手続きに共通して必要な考え方
2.積立金額の減額 / Reduce Regular Contribution
3.積立金額の増額 / Increase Regular Contribution Amount
4.一時停止 / Premium Holiday
5.払い込み済み(Paid up)
6.一部引き出し(Partial Withdrawal)
7.解約 / Full Surrender
8.支払い方法の変更 / Change of Payment Method
9.支払い遅延・滞納への対応 / Outstanding Premium
10.ファンドスイッチング / Investment Choice Switching
11.契約情報の確認 / Contract Information
12.運用レポートのダウンロード / Download Valuation Report
13.個人情報変更 / Change of Personal Information
14.受益者指定 / Beneficiary Designation”
15.IFAの移管・変更 / Appointment・Change of third party Financial Adviser
16.IFA契約の終了 / Termination of third party Financial Adviser

スイッチングとリダイレクション

ファンドスイッチングと言っても大きく分けて2種類あります。ひとつはスイッチング(切り替え)、もうひとつはリダイレクション(振り替え)です。この2つ、似ているようで全然意味が違います。

例えば、山田太郎さんが以下のようなポートフォリオを組んでいるとします。
ファンドA:20%

ファンドB:20%

ファンドC:20%

ファンドD:20%

ファンドE:20%

ファンドの割合の合計は必ず100%になります。

スイッチングは特定のファンドを別のファンドに切り替える事

スイッチングとは、特定のファンドを売って、別のファンドを購入する事です。
例えば

ファンドAを売ってファンドFにする場合、ポートフォリオは以下のようになります。

ファンドF:20%
ファンドB:20%
ファンドC:20%
ファンドD:20%
ファンドE:20%

もちろんファンドAを売った分を必ず別の1つのファンドに振り分ける必要はなく、ファンドAをを売った分をファンドFとファンドGに半々ずつ切り替える事もできます。

リダイレクションはポートフォリオにおけるファンドの割合を変更する事

一方でリダイレクションは、ポートフォリオを組成しているファンドの割合を変更する事です。例えば、

ファンドA:30%
ファンドB:10%
ファンドC:15%
ファンドD:5%
ファンドE:40%

のようにします。
このような場合、ファンドEの価格が下がり始めたので、口数を増やしドルコスト平均法の効果を得る為にファンドEの割合を増やすなどの意図があります。もちろん、ファンドEの将来的な成長が見込める事が前提です。

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ファンドスイッチングに必要な手続き

ファンドスイッチングをする際に必要な手続きについて解説します。

必要な手続き
・プロバイダー指定のスイッチング書類への記入、サイン、郵送
※プロバイダー別のスイッチング書類の書き方は別の記事で紹介していきます。

手続き完了までの期間
・プロバイダーが書類を受領してからおよそ1週間~2週間くらい。概ね、書類到着月の翌月からの適用となる。

手続きにかかる費用
・無料(書類郵送料除く)

注意事項
・スイッチングをする前に必ずプロであるアドバイザーに相談すること。

 

ファンドスイッチングは無料

通常、ファンドスイッチングには一切の費用がかかりません。IFAから費用を要求された場合、そのIFAを疑った方がいいでしょう。

素人判断でのスイッチングは危険

スイッチングは用紙に記入さえすれば誰でも簡単に指示が出来てしまいます。しかし、素人が自分の判断で頻繁にスイッチングを行うことはお勧め出来ません。必ずアドバイザーに相談しましょう。

アドバイザーと連絡が取れない方は、弊社でも無料相談を承っております。
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ポートフォリオの見直しは年に1~2回で充分

よく言われている事ですが、長期投資のコツはバイ・アンド・ホールドです。つまり、一度自分のリスクレベルに見合った形でポートフォリオを組んでしまえば、後はじっくり待つというのが正しい姿勢です。

忘れてしまっても丁度いいくらいです。この意味でバイ・アンド・フォゲットなどと言われる事もあります。

重要な事は、契約の開始時に、アドバイザーのコンサルティングをしっかり受けているか。自分がどのレベルまでリスクを許容できるのかを把握した上でポートフォリオが組まれているかどうかという事です。

あなたがリターンは低くとも元本保証する事を望んているのに、ポートフォリオが新興国株式ばかりに偏っていたらおかしいですよね。一方、最初からポートフォリオでリスク分散ができていたら、多少市場が変動しようともそこまで慌てる事はなく、ポートフォリオの見直しは年に1回~2回するくらいでそもそも十分であるという事を念頭に入れておくべきでしょう。

RL360クァンタムのスイッチング

RL360クァンタムのスイッチングフォームはWEBからダウンロード出来ます。

こちらがそのリンクです。
http://www.rl360.com/generic/downloads/qu010.pdf

ハンサードのアスパイアのスイッチング

ハンサードのアスパイアのスイッチングフォームはWEBからダウンロード出来ます。

こちらがそのリンクです。

http://docs.hansard.com/pdfs/forms/english/HO1075O.pdf

 

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