フレンズプロビデントの証券をお持ちの方へ
プロバイダーによって異なるのですが、オフショア生保を提供している会社の中には、証券を解約する時に、証券原本の返却が必要になる場合があります。フレンズプロビデントは証券原本が必要となる代表的な企業です。
主な商品としては、
積み立て:プレミア(Premier)、プレミアウルトラ(Premier Ultra)、キャピタルリデンプション(CR/ Capital Redemption)
一括:サミット(Summit)
などがあります。尚、運用レポートではなく、証券原本ですのでお間違えのないようにして下さい。証券原本の返却は必須ですので、もし無くした場合、煩雑な手続きが必要となります。また、途中解約であろうと満期解約であろうと証券原本は必要です。
証券原本ってどういうもの?
そもそも証券原本とは、商品を契約した時に、契約者に必ず送られている契約内容を記した書類です。サンプルとして実物の画像を掲載します。※個人情報部分にはモザイクをかけています。
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※3ページ目以降もありますが重要ではないので省略
もし証券原本を無くしたら解約できないの?
証券原本を無くしても解約自体は可能です。但し、手続きとして、
・証券紛失届け出書類への記入・サイン
・上記書類の公証人役場での認証(外国向け私文書の認証)
が必要となります。つまり、証券を無くしましたという事を、お近くの公証人役場で宣誓し、公証人役場のサイン、印鑑をもらい認証してもらう事が必要となります。費用に関しては、その目的価額によって変わりますが、手数料令9条によって決められています。
例えば、1000万円の価値がある証券だった場合、23,000円の手数料がかかりますので、決して安くはありません。解約時の為だけでなく、証券を持っている証明として重要な書類となりますので、証券原本は大切に保管しておきましょう。