ロイヤルロンドン(RL360°)のクァンタムやパラゴンの積み立てをしている方からよくある質問にお答えします。
ロイヤルロンドンをはじめて2年経ちますが。。。
ロイヤルロンドンを2年間以上やりましたが今では評価額が3分の2になり、一時停止しました。
この場合はどうなるのでしょうか?これから回収の見込みはあるのでしょうか?
マイナスでも問題はありませんが、ポートフォリオの見直しが必要です。
積み立て投資を2年間以上継続されており、マイナス運用になっているとの事でございますが、結論から申し上げますと、15年以上の長期契約を結んでいるのであれば今現在のマイナスは全く問題ではございません。
なぜなら、このような長期積み立て投資商品は、元々短期(5年以内)での利益を出すことを目的としていないからです。恐らくご契約年数は25年や30年に設定されているのではないでしょうか?長期積み立て投資では、あくまで契約満期に安定したリターンを残す事を目的として運用します。
その為、積み立て初期(25年契約の場合は最初の10年くらい)はハイリスク・ハイリターン、かつ短期的な下落があっても長期的には上向いていくファンドに投資をします。弊社の運用方針でもそうですが、この時期には敢えてファンド価格が下落しているものに集中的に投資をします。ここでファンド口数を稼ぐことによって、後々ファンド単価が上がった時のリターンの跳ね返りが期待できます。逆に、積み立て後期であればこのような運用は出来ません。ファンドが下がったままの状態で満期を迎えるリスクがあるからです。
上記理由により、今現在のマイナスは今後充分回収可能ですのでまずはご安心ください。
ただ、この理論が成り立つのは、明確な運用方針に則って運用がされている場合に限ります。お客様のポートフォリオを存じ上げませんので今時点では何とも申し上げられませんが、例えば、ひとつのファンドに集中投資している、ファンドが5つ以上に分散されていない、新興国株式のみにポートフォリオが偏っている、などの場合、早めにポートフォリオを見直す必要があります。
現在連絡の取れるIFAがいる場合は、現在のマイナス運用の理由と、今のポートフォリオを組んでいる理由についてまずはお問い合わせされる事をお勧め致します。
ロイヤルロンドンの早期解約を決断する前に、今までの積み立てを活かす方向を!
以前、こちらのブログ記事にも書きましたが、ロイヤルロンドンを開始してから数年で解約してしまうと、ほぼ確実に元本割れしてしまいます。
逆に、ポートフォリオ管理をしっかり行った上で、地道に積み立てを10年、20年と続けていければ、老後資金や子供の養育費など、様々な用途に活用できる商品です。
今一度ご自身のライフプランを見直し、投資金を活かす方法を検討してみましょう。