ロイヤルロンドン360はスイスでも日本と同じ状況?
少し前の記事ですが、アメリカのあらゆる商品のクレームを集めたサイト”怒れる消費者”によせられたロイヤルロンドン360クオンタムへのクレームでこんなものがありました。
※原文はこちらのソースよりご覧ください。
以下、翻訳
私はスイスに住んでいる外国人(すなわちスイス以外の国籍)です。あるファイナンシャル・アドバイザーからロイヤルロンドン360クオンタムを購入しましたがそこにはコストの説明が完全に抜け落ちておりました(Eメールを通じてやり取りしていたためアドバイザーはこれを認めています。事実についての見解の相違はありません)。
説明が足りなかったのはアドバイザーの責任なのだから投資金を返して欲しいとクレームをしましたがアドバイザーから賠償はできないとのことです。なぜならそのアドバイザーは返金原資がありませんし、主張のポイントがずれているというのです。
つまりこういうことです。
1) ロイヤルロンドン360はFINMA(スイス金融庁)の認可を受けていません。つまりロイヤルロンドン360は直接的にも間接的にもスイス内で商品を販売することはできません。この事実をロイヤルロンドン360側は把握しているにもかかわらず、スイス内のアドバイザーと取引を継続しているという事実があります。
2) 調査した結果、この商品は明らかにクライアントの資金を剥ぐように設計されています。特に最初の2年は投資した資金が一体いくらになっているのか把握することができません。
3) ロイヤルロンドン360はスイス内の違法アドアイザーに頼って営業活動を行っています。最終的にクライアントがロイヤルロンドン360に文句を言ったとしても、ロイヤルロンドン360は”それはアドバイザーの責任であってロイヤルロンドン360の責任ではありません”と言い逃れすることができます。
4) 商品の本当のコストを把握しずらいように設計されています。初期ユニットの0.5%という数字は約款の中の一文に記載されているだけで、他の販促資料の中には見当たりません。またそれが資産にどういうインパクトをもたらすのか検討もつきません。
ロイヤルロンドン360は儲けすぎて笑いが止まらないはず。絶対に買うべきではありません。
翻訳ここまで
ロイヤルロンドン360のこの話は決して他人事ではない!
このクレームの中の”スイス”を”日本”と置き換えても全く意味が通りますね。日本でも違法に活動しているアドバイザーを通じて商品は販売されています。また商品内容をきちんと説明せず勢いだけで販売してしまっている点も同様です。
商品を正しく理解し投資家が大笑いましょう。ご相談はIFA Switchまで