中国経済悪夢のシナリオ!さぁ投資家はどうする?
中国経済については昨今こんな言葉が飛び交っています。
再減速“悪夢”のシナリオ
投資も消費も勢いダウン
金融政策も手詰まり感
国有企業倒産!?
景気対策なしではさらに失速も
世界同時株安再来か?
中国経済の動向が世界経済に影響をおよぼすことは言わずもがなですし、このようなニュースが連日報道されるのはよく分かります。しかし、こういったニュースを見て、慌てて問い合わせしてくるお客様がいます。
「中国経済がどんどん悪化したら私の積み立て投資はどうなるんでしょうか?」
安心して下さい。中国に投資しているわけではありません
香港SFCに認可された積み立て投資商品は、必ず香港現地で契約(※)しなければなりません。その為、商品内容が良くわからない人にとっては、香港=中国にお金を預けてそれを運用していると大きな勘違いをしてしまっている方がいます。しかし、フレンズ、スタンダードライフ、サンライフなどの積み立て投資商品は、ファンドラップ口座を提供しています。お客様は、このラップ口座を通して、100以上のファンドに国際分散投資を行っています。
(※)ロイヤルロンドン、ハンサード、インベスターズトラストなどを契約されている方は日本国内で契約しているかもしれません。
地域分散、業種分散等がしっかり出来ているポートフォリオであれば、この中で、中国のファンドのみに投資をしているという事はあり得ません。投資先は実に様々です。例えば、
- アメリカ株
- ヨーロッパ株
- アジア株
- IT関連株
- ヘルスケア関連株
- 先進国債券
- 高利回り債券
- 新興国債券
- ドルMMF
- ユーロMMF
- 資源
- ヘッジファンド
などなど枚挙にいとまがありません。ファンドラップ口座を持っているという事は、この口座を通して世界中に分散投資し、1国や1地域に集中投資するよりも遥かにリスクを低減できることがメリットです。中国経済が停滞すればもちろん中国株は下がりますが、一方で他の新興国、例えばインドやベトナムなどは上がる可能性がありますし、アメリカにマネーが流れていく可能性もあります。どこかが沈んでも他で回復できるようにバランスを取れるのが分散投資の醍醐味です。
IFAがしっかりとポートフォリオ管理をしている所であれば、中国経済に一喜一憂する必要はありませんので是非ご安心下さい。もちろん、中国崩壊というような極端なシナリオの場合は商品プロバイダー自体が存続の危機に瀕する場合も無くはないですが、元々こういった商品プロバイダーはカナダやイギリスが本社ですので何らかの救済措置が期待できますし、そもそもそんな自体になれば香港の投資云々より、日本経済への影響や自身の仕事の心配を先にするべきですね。