中国景気減速、原油価格の低迷など、投資家にとっては不安になるニュースが日々流れています。
こういう時に、慌てて電話をしてきて「積み立てを止めたいです!」「早く解約してください!」と言う人が結構いますが、一度踏みとどまってください。
あなたはFXをやっているわけではありません。
株の短期売買をやっているわけでもありません。
あなたがやっているのは長期積み立て投資です。
それは、長期間、一定額を休まずに投資し続ける事によって初めて効果が生まれ、負けにくくなるものです。
ご自身のポートフォリオを見直すと、目を覆いたくなるような数字が並んでいるかもしれません。
しかし積み立て投資についてちゃんと理解している投資家ならば、ここを絶好の好機と捉えるはずです。
景気の波は3年〜5年周期で必ず繰り返します。
それは歴史が証明しています。
アグレッシブな人は、ここで敢えて積み立て金額を増額する人すらいます。
今の不景気が永遠には続かないという事をわかっているからです。
繰り返しますが、積み立て投資は短期の売買を繰り返すものではありません。
積み立て投資、そしてドルコスト平均法の考えは、「市場の先行きを読むことが出来ない」「将来を見通す千里眼を持っている人はいない」という事につきます。
もし投資家に市場を読む能力があれば、安く買って高く売れば利益が出ますので、そもそも積み立て投資をする必要がない事になります。
積み立て投資を行う上で最適な投資戦略を採用する場合、マーケットタイミングを狙うものとは随分異なるものとなります。
積み立て投資に最適なポートフォリオ管理を行うことがアドバイザーの仕事、腕の見せ所です。
投資家の皆様は、景気が悪いから積み立て停止という”思考停止”に陥ることなく、今のポートフォリオがしっかりバランスよく組めているかを見直す事と、IFAへの相談をする事をお勧めします。
もちろん、弊社IFAスイッチでもそのようなご相談は大歓迎です。