今日は引き出しに関するよくあるご相談にお答えします。
一部引き出しをしたいのですが、受け取りはHSBCじゃないと駄目ですよね?
積み立て投資をしているのですが、親の介護等もあり、一時的にまとまったお金が必要になりました。恥ずかしながら、証券契約と同時に作ったHSBC口座はほったらかし状態だったので、今使えるかどうかすら分かりません。
投資で得た利益の受け皿という名目でHSBC口座を作らされた気がするのですが、証券を一部解約した時の受け取り口座はやっぱりHSBCじゃないと駄目でしょうか?
これは引き出しに関連する質問としては一番多い質問かもしれませんね。IFAスイッチからの答えはこちらです。
受け取りは世界中の銀行口座で可能です
一部解約した際のお金や解約時の解約返戻金はHSBCに限らずどこの銀行口座でも受け取ることが出来ます。ただ、地方の一部信用金庫などでは国際送金を受け付けていないところもございますので事前にIFAに相談してみてください。
わかりやすい基準としては、銀行にスイフトコード(SWIFT CODE)が定められているかどうかです。このスイフトコードを持っている銀行はまず国際送金を受け付けていると考えて間違いないでしょう。
日本の銀行のスイフトコード一覧は下記のサイトで見ることが出来ます。
日本の金融機関のSWIFTコード一覧 – Wikipedia
ウィキペディアの情報ですので、最新情報はもちろん当該銀行に直接問い合わせて確認するようにしてください。
日本の代理店経由で十分な説明を受けないまま積み立て投資を契約してしまい、あれよあれよという間にHSBC口座を開設してしまった方には、HSBC以外では受け取りが出来ないという勘違いをされている方が多くいらっしゃるようですが、海外投資の利益を引き出す場合は、送金以外にも小切手で受け取るなど柔軟性がありますのでご安心ください。
ただ、各所にお金を動かす際は、日本でのマイナンバー制度の適用もあり、海外口座⇔国内口座のお金のやり取りには注意が必要な部分もありますのでお気をつけ下さい。
【参考記事】
マイナンバーが無いと日本からHSBCに送金不可?