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自分で出来る!積み立て金額の減額と増額

手続き
2015 9月 29

積み立て投資をしている中で誰もが何度か検討することになるであろう減額と増額。手続自体は書類郵送のみで簡単ですが、減額・増額する事による長期投資への影響を良く考えてから行いましょう。

*

 

目次

積み立て金額の減額/増額は自分で出来る

投資家の皆様がIFAを通さなくても自分で各種手続きが出来るようになるようサポートするこのシリーズ。

 

今回は第2回目、積み立て金額の減額、積み立て金額の増額について解説します。他の記事は以下のリンクからご覧ください。

 

【コンテンツ一覧】

1.全ての手続きに共通して必要な考え方
2.積立金額の減額 / Reduce Regular Contribution
3.積立金額の増額 / Increase Regular Contribution Amount
4.一時停止 / Premium Holiday
5.払い込み済み(Paid up)
6.一部引き出し(Partial Withdrawal)
7.解約 / Full Surrender
8.支払い方法の変更 / Change of Payment Method
9.支払い遅延・滞納への対応 / Outstanding Premium
10.ファンドスイッチング / Investment Choice Switching
11.契約情報の確認 / Contract Information
12.運用レポートのダウンロード / Download Valuation Report
13.個人情報変更 / Change of Personal Information
14.受益者指定 / Beneficiary Designation”
15.IFAの移管・変更 / Appointment・Change of third party Financial Adviser
16.IFA契約の終了 / Termination of third party Financial Adviser


 

2.積み立て金額の減額

 

減額とは、毎月の積み立て金額を減らし、積み立てを継続する事です。
※契約によっては半年毎、1年毎の積立の場合もあります。
◯必要な手続き

  • 減額金額の決定(USD500/月からUSD300/月など)
  • 減額書類への記入、サイン、郵送
    ※減額書類は1種類のみで簡単な事が多い

◯手続き完了までの期間

  • プロバイダーが書類を受領してからおよそ1週間くらい。受領月の翌月もしくは翌々月から減額金額の適用

◯手続きにかかる費用

  • 無料(書類郵送代のみ)

◯注意事項

  • 減額出来る金額には限度があります。多くのプロバイダーが、USD100~300くらいが下限値です。
  • 減額開始出来る期間にルールがあります。通常、約2年間の初期約束口座期間を過ぎてから出ないと減額は出来ません。
    例)契約開始が2013年4月であれば、減額できるのは2015年4月からなど
  • 契約している商品によっては、積み立て金額によって管理手数料等が変わってくる場合があります。毎月USD1,000以上積み立てている場合は手数料年間3%、それ以下の場合は何件5%など。最初の契約時によく確認しておきましょう。

 

減額のメリットとデメリットは?

基本的にドルコスト平均法で定額の積み立てを続けていくことで積み立て投資は活きてきますので、減額という行為そのものに対する投資上のメリットは無いのですが、敢えて言うなら以下のようになります。

◯メリット

  • 円安で外貨建ての支払いがどうしても苦しい時は一時しのぎになる
  • 積み立ては継続しているので、管理手数料等で資産を目減りさせる事は無い

◯デメリット

  • 積み立て開始当初に立てた運用シミュレーションが崩れる。そして、減額後のシミュレーションはより複雑になる。
  • 減額した後にまた元に戻す(これは増額とみなされる)場合、再度書面での手続きが必要になる。
  • 元の金額に戻す場合でも、またその時点から初期約束口座が始まる為、約2年間は減額や一時停止が出来ない。

 

3.積み立て金額の増額

毎月の積み立て金額を増やし、積み立てを継続する事です。
※契約によっては半年毎、1年毎の積立の場合もあります。

◯必要な手続き

  • 増額金額の決定(USD500/月からUSD1000/月など)
  • 増額書類への記入、サイン、郵送
    ※増額は、増額分の新規契約とみなされる為、新たに経済状況アンケートやパスポートコピー、住所証明等の書類が再度必要になる場合が多い

◯手続き完了までの期間

  • プロバイダーが書類を受領してからおよそ2週間~3週間くらい。受領月の翌月もしくは翌々月から増額金額の適用

◯手続きにかかる費用

  • 無料(書類郵送代のみ)

◯注意事項

  • 増額は増額分の新規契約とみなされる為、初期約束口座期間が再度始まります。その為、増額時から約2年間は減額や一時停止が出来なくなります。

増額のメリットとデメリットは?

増額のメリットは言うまでもないですが、敢えて書くと以下のようになります。

◯メリット

  • 契約当初のシミュレーションより早く目標金額に到達出来る。

◯デメリット

  • 上記注意事項で書いた通り、増額してからすぐに減額、停止することは出来ない。

減額と増額の正しいタイミングとは?

これまでの内容をご覧頂ければ分かるように、減額、増額ともに安易に実行すべきものではありません。ただ、どうしても減額したい、増額したいと思う時もあると思います。そんな時は以下の点にだけ気をつけましょう。

減額の正しいタイミング

あなたの家庭の事情の変化、急な出費など予想外の出費があってどうしても積み立て費用を捻出するのが苦しい場合は減額は正しい判断です。もしくは、半年や1年など期間を決めて一時停止するという方法もあるでしょう。

 

長期投資をしていると予測できないハプニングは色々起こります。そういった時に減額の判断を下すのは決して間違っているとは言い切れません。

 

しかし、円安が進んでいるから、とか世界同時株安でなんとなく投資が怖くなったからなどの理由で減額するのは間違っています。そういう場面でも継続して同じ金額を投資していくことで、リターンは安定していきます。

 

しっかりしたIFA(ファイナンシャルアドバイザー)がついていれば、そういった経済情勢の変化に対応したポートフォリオを組んでいると思いますので減額の判断を下す前に確認してみるといいでしょう。

 

増額の正しいタイミング

自分の年収が上がって余裕資金が増えたから、多額の臨時収入が入り、長期的に積み立て額を増やしても生活に全く影響がないから、などの理由であれば増額は正しい判断です。

 

繰り返しになりますが増額から約2年間は減額も一時停止も出来ないという事だけは注意しましょう。

 

一方、今は円高だから、とか来年くらいには給料が上がる見込みで、かつ今が投資のチャンスだと思うから、などの理由で増額をするのは間違っています。増額=新規契約という気持ちで、本当に資金繰りの目処が立っている時だけ行いましょう。

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