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香港・中国の旧正月の伝統についておさらい

香港
2017 1月 28

もう日本でも馴染みの言葉となってきた旧正月。その伝統について簡単にご紹介します。

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香港は1月28日から旧正月に入りました。旧正月は欧米のクリスマスと大きく違うわけではありません。美味しいものを食べ、互いに贈り物をする習慣があります。昔の映画を見て家族と団欒するというのも一般的な過ごし方です。旧正月のルーツは農家の収穫祭です。この時期の街はとにかくイベントやお祝いで浮足立っています。今回は香港旧正月の主要な伝統や習慣を紹介します。

目次

店のシャッターが閉まる

この時期は香港のお店がシャッターを閉める唯一の時期と言われています。新年は多くの都市がクローズする中、観光旅行者は混乱する

おそらく、香港のお店がシャッターを切る唯一の時期であり、中国の新年は、多くの都市がシャットダウンに入る為、観光旅行者の混乱を招く恐れがあります。2017年の旧正月は正式には1月28日〜1月31日で、ほとんどの店は最初の2日間は営業していません。自営業の小売店などは1週間ほど営業停止します。
 
レストランやバー、クラブなどは外国人観光客で賑わうでしょう。ほとんどの主要観光スポットは旧正月の初日のみ閉鎖されます。中国への旅行には注意が必要です。この時期は世界最大規模の人の移動が行われます。国内の飛行機、電車で座ることは不可能に近いです。北京や上海などの主要都市の郊外はゴーストタウンのようになります。

街中が華やかに

香港のネオンサインやカラフルな街並みは年中のことですが、旧正月に入るとそれが一層際立ちます。街中が赤、金、緑の鮮やかな色でコーティングされます。有名な花市場では色とりどりの花が街を明るくします。最大の花市場はビクトリア・パークのものです。贈り物の花束を買う人で大晦日は大賑わいです。

寺院への訪問

旧正月の厳粛な行事の一つは家族で地元の寺院に訪れる事です。新年は色々な迷信が溢れているので、人々は寺院で休息することで神の恵みをもらい、1年間の幸運が約束されると信じています。香港の家族は旧正月の1日目と2日目に寺院に訪れることが多いです。寺院は誰でも行くことが出来るため、その雰囲気を感じてみるのも良いでしょう。但し礼拝者の撮影は禁止です。

お年玉

旧正月と言えば多くの人にとって何と言ってもお年玉です。これは「礼是(ライシー)」と呼ばれ、赤い袋に入れてお世話になっている様々な人に渡します。例えば長時間ホテルにいる場合、同じレストランに通っている場合、ウェイターやドアマンに数十ドルのお年玉を渡します。もちろんお世話になっていない人には渡す必要はありません。

会社などでは誰にライシーを渡すかは難しい所ですが、一般的には目上の人から目下の人へ、既婚者から独身者へ渡す傾向があります。

以上、旧正月の伝統を4つほどご紹介しました。この時期に香港に訪れる方は少ないかもしれませんが、中国・香港に関わる方は是非覚えておきましょう。

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