
2019年の簡単な振り返り【マーケットレポート2020年1月】
まず、昨年の初めに書いたように米中貿易戦争が長引くという点については私どもの予想は当たっていたといえる。

ミニ・サイクルは終わったか【マーケットレポート2019年12月】
米中は「フェーズ1」の合意に至ったというニュースが一昨日駆け巡っており、貿易戦争を端に発した株式の低調はひとまず終わりをむかえようというところか。

新年のご挨拶
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

株価は好調、実体経済は不調【マーケットレポート2019年11月】
一つわかっているのは私たちはいま景気サイクルの最後のほうにいるが、最終段階では景況感はもっと悪くなり多くの企業が倒産し、経済は再生を迎えるということだ。

香港経済のリセッション突入は確実【マーケットレポート2019年10月】
香港デモはいまだ収束の兆しが見えておらず、もともとデモがなくとも脆弱だった香港経済にいっそうの打撃を与えている。

香港経済が正念場【マーケットレポート2019年9月】
2014年の雨傘革命は79日続いたが、今回2019年のデモはそれを超えた長さとなっている。デモ隊は5つの要求をし、行政長官のキャリーラムはそのうちの一つの要求でありかつ今回のデモのきっかけともなった「送中」法すなわち犯罪者を中国の司法で裁かせる法律を完全に撤回した。

米中貿易戦争は全く別のフェーズに【マーケットレポート2019年8月】
中国が1米ドル7人民元の壁を人為的に突破させ、人民元安としたことに対してアメリカはすぐさま「為替操作国」認定をした。アメリカはこれまで中国を為替操作国と認定したことはなく、この一連の流れは貿易戦争の落とし所がますます見えなくなってきたことを意味する。

人に例えると【マーケットレポート2019年7月】
先日、ポートフォリオの変更を終えた。昨年2018年秋から1年もたたずに変更しているので、頻度としてはやや多いかと感じられる向きもあろうが。。。

香港のデモが商品の安全性に影響を及ぼすか【マーケットレポート2019年6月】
香港のデモが日増しに暴徒化していくにつれ、私どもの身の安全を案じてくださるメッセージが届いている。一部交通が麻痺したりしているものの、中心部である中環や金鐘以外の日常は平静だ。TVを見ていると香港中が催涙スプレーで満たされてるかのような印象を受けるがデモ隊と警察が衝突しているのはごく一部、数百メートル四方の中の出来事である。

【マーケットレポート2019年5月】
ダウ平均は700ポイント以上下落した。債券市場は高い格付けの米国債が買われ値をあげる一方、ジャンク債など低い格付けのものは低下した。