IFAって香港のライセンスを持った凄い人たちですよね?
このような認識を持たれているお客様とよく会いますが、答えはNOです。
IFA、独立ファイナンシャルアドバイザーは、香港証券先物取引委員会(SFC)のライセンスを取得しています。
香港金融業界のルールに則り、プロバイダーの商品を中立的な立場で正しく説明し、契約手続き及びポートフォリオ管理が行える存在である事は間違いありません。
しかし、それはIFAが資産を増やせる凄い能力を持ったスーパーマンであるという意味ではありません。
IFAは未来を見通す千里眼の持ち主ではないのです。
確かにIFA業界には高い能力を持った方も多くいます。
しかしそれは金融市場を見通す能力では無く、クライアントの投資に対する期待をコントロールし、投資のゴールに導く能力です。
では、そもそもIFAとは?
香港で言うIFA、そしてファイナンシャル・アドバイザーとは香港証券先物管理局(SFC)の免許を有しているアドバイザー会社、そしてアドバイザー個人のことを言います。
香港で投資のアドバイスをするためには必ずこの免許が必要です。アドバイザーは通常IFAに籍を置いて活動しています。
IFAとはIndependent Financial Adviserの略です。どの金融会社からも独立してお客様にアドバイスをしていることからIndependent(独立)と呼ばれます。アドバイザーは数あるプロバイダー、金融商品の中からお客様のライフプランに合ったものをご提案します。
IFAの本来の仕事について、様々な投資商品の説明、今は買い!今は売り!みたいなアドバイスばかりだと思っている方がいらっしゃいますが、この認識はかなり違います。
利回りの数値ばかりを宣伝してその他のリスクについて説明しないアドバイザーには気をつけてください。IFAに所属していない自称アドバイザーも存在します。
もちろん、商品契約後は、ポートフォリオの管理や各種お手続きのサポートを行います。商品契約後に連絡がほとんど取れなくなってしまうような所はIFAとは呼べません。また、商品契約時に商品のメリット・デメリットをしっかり説明しているかという所もポイントですね。
代理店(IFA)から充分なサポートを受けられていない方がまず知るべき事
特にロイヤルロンドン360(RL360)、ハンサード、インベスターズトラスト、フレンズプロビデントの契約をされている方で、代理店(IFA)から充分なサポートを受けることが出来ず、どうしたらいいでしょうかというお問い合わせもよく頂きます。
このような場合にまずお答えするのは、
代理店(IFA)を通さなくても、証券は継続できる
という事です。
究極を言ってしまうと、IFAを必ず通さなければいけないのは、商品を新規契約する時だけです。
その後、IFAはいつでも乗り換える事が出来ますし、自分の意思でいつでも契約終了することが出来ます。
もちろん、香港のSFCライセンスを持った正規IFAであればポートフォリオのアドバイスもしてくれるでしょうし、積み立ての未納などがあった際にもお知らせしてくれます。ちゃんと機能しているIFAであれば契約を続ける意味はあると思います。
しかし、IFAと連絡が取れなくなったりサポートが無いからと言って悲観することはありません。
本来、全ての手続きは自分1人で行うことが出来るものですし、簡単な英語さえわかれば何も怖いことはありません。
IFAの役割についてきちんと理解し、不安のない状態でオフショア投資を続けていけるよう、弊社はサポートさせて頂きます。
IFAについてだけでなく、オフショア投資まわりには様々な誤解があります。
よくある誤解とその真実、対策についてまとめたeブックを配布しておりますので、ご興味のある方は是非以下のリンクより無料メルマガ登録をお願い致します。