リスクレベルと契約残年数を基にポートフォリオを決定します
IFAスイッチさんの運用方針はどのようなものですかというご質問をよく頂きますので、ブログでも簡単にお答えいたします。
考え方はとてもシンプルです。
弊社では以下の2つの要素を基準にお客様に合ったポートフォリオをご提供します。
お客様のリスクレベル
事前にお客様のリスク許容度をお伺いします。アンケートにより診断することも可能ですし、ディスカッションの結果決める事も可能です。
結果は、積極型 / Aggressive、成長型 / Growth、保守型 / Conservativeの3つのうちどれかになります。
Aggressive / 積極型 とは
投資に対して「痛みなくして利益はない」という姿勢を持っている方が該当します。仮に長期(3年以上)に渡ってポートフォリオが不振でも、それに見合うだけの利益が最終的に期待できるという確信があれば、多少の市場の乱高下には動揺しません。
Growth / 成長型 とは
投資の何たるかについてよく知っており、リターンとリスク間の妥協点について理解している方が該当します。インフレ以上のリターンを得るためには平均を上回る価格変動性を受け入れる覚悟が出来ています。成長型の方にとってのリスクとは、低パフォーマンスの可能性だけでなく、元本毀損の可能性も意味しています。
Conservative / 保守型 とは
安定した収入を得る、特に元本を確保する事を第1に考えている方が該当します。インフラに負けないリターンを得ることで購買力を維持したいと願う一方、リスクを可能な限り抑える事が、保証のないリターンを狙うことよりも大切だと考えています。
残りの契約年数
運用のゴールを何年後に設定しているかをお聞きします。残りの契約年数が5年なのか、10年なのか、20年なのかで運用方法は異なります。
例えば残りの契約期間が20年ある場合、
◯初期7年
新興国などボラティリティの高いもののみに投資
◯中期7年
積立後にまとまった金額を世界株式や世界債券など低ボラティリティの物に投資。積み立てているものについては引き続き新興国に投資
◯後期6年
全てを低ボラティリティの物に投資
という風にポートフォリオを変化させていきます。
ざっくり言うと、最初はある程度リスクの高いものに投資してハイリターンを狙っていく、後半にいくに従って、安定し たリターンで着地できるように低リスクのものにシフトしていくという事です。
リスクレベルと残りのの契約年数を元に、その時点でのポートフォリオをご提案します。その後は、年数経過と共にアセット・アロケーションを行います。
ポートフォリオを変更する際は、ご自身でスイッチングフォームにご記入頂き、プロバイダーまで郵送するか、オンラインで指示をしてください。会員の方にはスイッチングの方法を丁寧に指導します。
積み立て投資のコツは、最初にいかにバランスよくポートフォリオを組めるかどうかという事です。その後は、市況の変化に惑わされる事なく、残りの年数に応じて一部を売り抜けたり、ポートフォリオのバランスを変化させていくだけです。