私はこれまで、長期的な資産形成の一環として積立型のインデックス投資を継続してきました。ドルコスト平均法の理論的な有効性は理解しており、短期的な市場変動に左右されずに淡々と積み立てることが合理的であるという考え方には一定の納得感があります。
しかしながら、退職後の生活資金を意識する立場として、景気後退期における積立投資のリスクとリターンのバランスについて、改めて検討すべきではないかと感じています。特に、資産の一部を現金化する必要が生じた場合、評価損を抱えた状態で取り崩すことになる懸念もあります。
このような局面において、積立投資を継続することは、資産保全という観点から見て合理的な選択となり得るのか。あるいは、一時的に積立額を調整するなどの対応が必要なのか。冷静な視点からのご意見を伺えれば幸いです。